バックテスト基礎
週末のMT5アップデートでEAが突然動かなくなる事故を防ぐ設定
公開 2026.06.17 最終確認 2026.06.17 Backtest
MetaQuotes社は頻繁にMT5のビルド(バージョン)更新を行っており、このアップデートは週末に自動的にダウンロードされ、次回MT5を再起動した際に勝手に適用されます。 VPSを自動再起動する設定にしている場合や、意図せずMT5が再起動された場合、月曜の朝に「アップデート後の確認画面」で止まっていたり、EAの自動売買ボタンがオフになっていて取引機会を逃す
PF、勝率、最大DD、取引回数は単独では判断しません。期間、条件、崩れ方とセットで読みます。
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週末のMT5アップデートでEAが突然動かなくなる事故を防ぐ設定
結論
MetaQuotes社は頻繁にMT5のビルド(バージョン)更新を行っており、このアップデートは週末に自動的にダウンロードされ、次回MT5を再起動した際に勝手に適用されます。 VPSを自動再起動する設定にしている場合や、意図せずMT5が再起動された場合、月曜の朝に「アップデート後の確認画面」で止まっていたり、EAの自動売買ボタンがオフになっていて取引機会を逃す(あるいは決済できずに損をする)事故が多発します。これを防ぐための運用ルールと設定の確認が不可欠です。
なぜEA運用で重要か
「VPS上でMT5を立ち上げておけば、あとは完全放置で稼いでくれる」というのは幻想です。 インフラストラクチャとしてのMT5は生き物であり、アップデートによって仕様が変わったり、古いEAがコンパイルエラーを起こして動かなくなったりすることがあります。システムトラブルによる「意図せぬ稼働停止」は、EAのロジック以前の、運用者側の怠慢による損失です。
仕組み・条件
MT5の自動アップデートの仕組み:
- バックグラウンドで最新ビルドがダウンロードされる。
- ユーザーがMT5を閉じる、またはOSが再起動されたタイミングで、次回のMT5起動時にインストーラーが走り、アップデートが適用される。
- アップデート後、セキュリティ上の理由から「アルゴリズム取引(自動売買)」の許可がリセットされ、ボタンが「赤色(オフ)」になっていることがある。
バックテストやリアル運用で壊れるポイント
- ポジション放置の悲劇: 週末にポジションを持ち越した状態でこのアップデート事故が起きると、月曜日に相場が大きく動いた際にEAの「決済ロジック(損切り含む)」が発動せず、含み損が無限に広がり、最悪の場合はロスカットされます。
- チャートの初期化: まれに、アップデートの影響で開いていたチャートや適用していたEAの設定(マジックナンバー等)が吹き飛び、初期状態に戻ってしまうことがあります。
どう確認するか
事故を防ぐための具体的な対策ルーティン:
- 週末の手動確認: 土曜日か日曜日に必ずVPSへリモート接続し、MT5の右下やメニューバーに「再起動してアップデート」の通知が出ていないか確認します。
- 手動アップデートと再開: 通知があれば、相場が止まっている週末のうちに手動で再起動し、アップデートを済ませます。
- 自動売買ボタンの確認: アップデート完了後、MT5上部の「アルゴリズム取引」ボタンが緑色(オン)になっているか、チャート右上のEAアイコンの帽子が青色(稼働中)になっているかを必ず目視で確認します。
自分の検証スタンス
私は「VPSはブラックボックスではなく、定期メンテナンスが必要な機械」として扱っています。 Windows Updateによる予期せぬVPSの自動再起動を防ぐため、OS側の自動更新を「手動」や「通知のみ」に設定変更することはもちろん、週末のルーティンとして「MT5の再起動と状態チェック」をタスク化しています。EA運用において最も信頼できるフェイルセーフは、結局のところ運用者の「目視確認」です。
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PF、勝率、最大DD、取引回数は単独では判断しません。期間、条件、崩れ方とセットで読みます。
参照した公式情報
- Exness official site (2026.06.17 確認)
- IC Markets official site (2026.06.17 確認)
- MQL5 documentation (2026.06.17 確認)
免責
本記事は個人の検証メモであり、投資助言ではありません。バックテスト結果は将来の成績を保証しません。海外FXや自動売買には、法規制・レバレッジ・スプレッド拡大・約定遅延・スリッページなどのリスクがあります。条件は変わるため、最新情報は各公式ページで確認してください。