バックテスト基礎

雇用統計やFOMCの前に「必ずEAを止めるべき人」と「動かし続けるべき人」のロジック的な違い

毎月第1金曜日の「米国雇用統計」や、金利が決定される「FOMC」などの特大経済指標の発表直前に、「EAを止めるべきか、動かし続けるべきか」の正解は、あなたが稼働させているEAの『内部ロジック(順張りか逆張りか)』によって完全に二極化します。 基本的にに止めるべきなのは「レンジ逆張り・ナンピン系・スキャルピングEA」であり、むしろ稼働し続けるべき(稼ぎ時)なの

Read this for この数字を、運用できるかの判断材料にする。

PF、勝率、最大DD、取引回数は単独では判断しません。期間、条件、崩れ方とセットで読みます。

Category バックテスト基礎

backtest

雇用統計やFOMCの前に「必ずEAを止めるべき人」と「動かし続けるべき人」のロジック的な違い

結論

毎月第1金曜日の「米国雇用統計」や、金利が決定される「FOMC」などの特大経済指標の発表直前に、「EAを止めるべきか、動かし続けるべきか」の正解は、あなたが稼働させているEAの『内部ロジック(順張りか逆張りか)』によって完全に二極化します。 **基本的にに止めるべきなのは「レンジ逆張り・ナンピン系・スキャルピングEA」**であり、**むしろ稼働し続けるべき(稼ぎ時)なのは「トレンドフォロー・ブレイクアウト系EA」**です。これを理解せずに「なんとなく怖いから全て止める」のは、システムトレードの優位性を自ら放棄する行為です。

なぜEA運用で重要か

経済指標の発表時は、1秒間に数十pipsの「瞬間移動(ワープ)」が発生し、スプレッドが通常の10倍以上に拡大します。 この環境は、数pipsの利益を狙うEAや、相場が元の価格に戻ることを前提としたEAにとっては「確実な死(ゼロカット)」を意味します。一方で、ボラティリティ(値動きの大きさ)を利益の源泉とする順張りEAにとっては、月に数回しか訪れない「ボーナスステージ」になります。自分のEAがどちらのタイプかを知らないまま運用するのは、車高の低いスポーツカーでオフロードレースに出場するようなものです。

仕組み・条件

指標発表時のEAタイプ別対応方針:

  1. 【即停止すべきEA】: 朝スキャ、RSI等のオシレーター逆張り、ナンピンマーチン 指標による一方向への巨大なトレンドに巻き込まれると、逆張りの含み損が瞬く間に許容量を超えます。また、スプレッド拡大により、ロスカットラインが不当に狩られます。発表の「数時間前」には新規エントリーを禁止し、ノーポジションにしておくのが鉄則です。
  2. 【稼働継続すべきEA】: ブレイクアウト、移動平均線クロス(長期)、ATRベースの順張り 指標がもたらす巨大なトレンドは、これらのEAが最も得意とする相場です。多少のスリッページ(約定滑り)を加味しても、一撃で+100pips以上を抜けるチャンスがあるため、ロジックの優位性を信じて稼働させたまま「波に乗る」のが正解です。

バックテストやリアル運用で壊れるポイント

どう確認するか

自分が運用しているEAの開発者や販売ページを確認し、「経済指標フィルター(指定した時間の前後で取引を停止する機能)」が備わっているかチェックしてください。 もし機能が備わっていなければ、VPSにログインして手動で「自動売買ボタン」をオフにする必要があります。(※この時、既に持っているポジションをどうするか=手動で決済するか、ストップロスに任せるか、のルールも事前に決めておく必要があります)。

自分の検証スタンス

私は基本的に、「雇用統計だから」という理由で手動でEAを止めることはしません。 なぜなら、EAの「長期間のバックテスト結果」の中には、過去10年分の雇用統計やFOMC、果てはブレグジットやコロナショックなどの「歴史的な暴落・暴騰」も全て含まれており、その上での「右肩上がりの成績」だからです。手動での介入(裁量)を加えすぎると、せっかくのバックテストの統計データ(期待値)が全く役に立たなくなるため、「ロジックを信じて放置する(ダメならロジックごと捨てる)」というスタンスを貫いています。

関連して読む

Backtest reading この数字を、運用できるかの判断材料にする。

PF、勝率、最大DD、取引回数は単独では判断しません。期間、条件、崩れ方とセットで読みます。

参照した公式情報

免責

本記事は個人の検証メモであり、投資助言ではありません。バックテスト結果は将来の成績を保証しません。海外FXや自動売買には、法規制・レバレッジ・スプレッド拡大・約定遅延・スリッページなどのリスクがあります。条件は変わるため、最新情報は各公式ページで確認してください。