Trading cost

EAを回す海外FX業者選びで、スプレッドだけ見ても足りなかった。

短期EAでは、表示スプレッドの小ささだけ見ても足りない。手数料、滑り、遅延、指標時の拡大まで含めて、ようやく実コストになる。

最初に結論

EAのコストは、画面に出ているスプレッドだけでは決まらない。

EAの実コスト 表示スプレッド + 取引手数料 + スリッページ + 約定遅延 + 指標時の拡大

裁量なら、変な時は手を止められる。でもEAは条件を満たすと入る。だから、コストが荒れる場面を先に条件化しておく必要がある。

表示スプレッドだけで見ていた失敗

昔の自分なら、スプレッドが狭いだけで「ここ良さそう」と思っていた。

でもEA検証をしていると、そう単純ではなかった。特にゴールドや短期売買では、少しのコスト差でPFが変わる。取引回数が多いほど、1回ごとの小さな差が積み上がる。

バックテストでギリギリ残っているEAほど、コストに弱い。

EA目線で見るコスト

項目 確認すること EAで困ること
スプレッド通常時、時間帯別、指標時入口直後に不利な位置から始まる
手数料往復コスト、ロットあたりの金額高回数EAほど利益を削る
スリッページ実約定と注文価格の差バックテストより悪い位置で入る
約定遅延OrderSend / PositionCloseのログ短期EAのエッジが消える
ストップレベル最小SL/TP距離、変更タイミング狭い利確損切りが通らない

スプレッドが狭い口座でも見ること

Raw SpreadやZero系の口座は、EA検証では魅力がある。特に短期EAでは、通常スプレッドが狭いほど検証しやすい。

ただ、そこで終わらせない。

  • 手数料込みで1回あたり何pt相当か
  • ゴールドやCFD銘柄の条件は別扱いではないか
  • 指標時にどれくらい広がるか
  • 深夜・ロールオーバー付近の挙動はどうか
  • EAが狭いSL/TPを置けるか

このあたりは、サイトのスペック表だけでは見えにくい。実際のログとバックテスト前提を合わせて見る。

QuorAIメモ

裁量の頃は、負けた理由をメンタルだけにしていた。でもEAでは、環境コストも普通に負けの理由になる。

損切りできない自分を変えたくてEAにしたのに、検証条件を雑に見たら結局また自分の都合で数字を見ているだけになる。

チェックリスト

  • バックテストのスプレッド設定は実運用に近いか
  • 手数料込みの損益で見ているか
  • スリッページを想定してもPFが残るか
  • 約定遅延が増えた時の感応度を見たか
  • 指標時にEAを止める条件を入れたか

この記事は投資推奨ではなく、個人のEA検証メモです。取引コストや約定条件は業者、口座タイプ、銘柄、時間帯によって変わります。

参考にした公式情報